お知らせ

学生時代の探究を、ファサードの仕事へ。入社1年目の社員が日本建築学会で発表

2026年9月8日(火)から11日(金)にかけて開催された「2026年度日本建築学会大会(中国地方)」において、AGBの入社1年目の社員が、学生時代から取り組んできた研究内容について発表を行いました。
発表題目は、次のとおりです。

「焼杉外装の改修方法に関する基礎的検討
その3 屋外暴露試験および促進耐候性試験による経年変化と改修方法の評価」

発表者:奥永 翔喜(旭ビルウォール/発表内容は芝浦工業大学大学院在籍時の研究に基づく)
共同研究者:古賀 純子 教授(東京科学大学、建築研究所客員研究員)

学生時代の探究を、ファサードの仕事へ。入社1年目の社員が日本建築学会で発表01

焼杉は、杉板の表面を焼いて炭化層をつくる、日本の伝統的な外装材です。一方、長期間にわたって風雨や日射にさらされる外装材であるため、時間の経過に伴う変化を把握し、適切な改修方法を検討することが重要になります。

本研究では、焼杉作製後に炭化層を磨いた状態の試験体を屋外に設置し、焼杉自体が時間とともにどのように変化するかを調べました。あわせて、改修方法を施した焼杉について促進耐候性試験を行い、改修方法の有効性を評価しました。

今回の発表内容は、入社後にAGBの業務として実施した研究ではなく、本人が芝浦工業大学大学院在籍時から継続して取り組んできた研究に基づくものです。

一方で、建築外装を構成する材料が、時間のなかでどのように変化し、どのように維持されていくのかを考えることは、ファサードエンジニアリングとも深く関わるテーマです。

大学で培った専門性や問題意識を、就職によって区切るのではなく、その後の仕事や学びにつなげていくこと。
AGBでは、若手社員がそれぞれの専門性を生かしながら、ファサードエンジニアとして成長していくことを大切にしています。

学生時代の探究が、入社後の仕事を見る視点となり、やがて新しい技術や提案につながっていく。
今回の発表は、その一つの事例となりました。

▼一般社団法人 日本建築学会
https://www.aij.or.jp/

▼2026年度日本建築学会大会(中国地方)
https://taikai2026.aij.or.jp/

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