お知らせ

建築を、原寸で考える。法隆寺で開催された建築学生ワークショップ2026

建築を学ぶ場所は、大学の教室や製図室だけではありません。
図面を描き、模型をつくり、考えたものを、実際の材料を使って原寸大でつくってみる。
そこではじめて見えてくることがあります。
2026年9月、奈良県・法隆寺で「建築学生ワークショップ法隆寺2026」が開催されました。
全国から集まった建築学生たちが、法隆寺という場所の歴史や文化、環境を読み解きながら、小さな建築空間を原寸大で制作するワークショップです。2026年は、境内に10の作品が実現しました。

建築を、原寸で考える。法隆寺で開催された建築学生ワークショップ2026 01
法隆寺境内に制作された作品の一つ


考えたものを、実際につくってみる
学生たちは現地調査やエスキース、提案作品講評会などを経て、それぞれの作品の制作に取り組みました。
9月には法隆寺で原寸制作が行われ、9月13日の公開プレゼンテーションでは、完成した作品をもとに学生たちが提案内容を発表。建築家や構造家をはじめ、さまざまな分野の専門家による講評が行われました。

建築を、原寸で考える。法隆寺で開催された建築学生ワークショップ2026 04
法隆寺境内に制作された作品の一つ


アイデアとして考えていたものも、実際につくろうとすると、材料の選び方や組み合わせ方、支え方、納まりなど、さまざまなことを考える必要があります。
図面や模型だけでは気づかなかったことを、原寸でつくることで確かめていく。
「考えること」と「つくること」を行き来することも、このワークショップで得られる経験の一つです。


ファサードエンジニアの仕事にも通じること
旭ビルウォール株式会社(以下、AGB)は、2015年から建築学生ワークショップへの協賛を続けており、2026年で12年目となりました。
今回はAGBから社員2名がアドバイザーとして参加し、ファサードエンジニアリングの実務で培ってきた知識や経験を生かしながら、学生たちの設計・制作を支援しました。

建築を、原寸で考える。法隆寺で開催された建築学生ワークショップ2026 03
原寸制作が進む法隆寺境内の様子


建築家が考えたデザインを、実際につくることのできる建築へとつなげていく。
そのために、材料や構造、製作、施工、納まりなど、さまざまな条件を考えながら実現方法を探っていくことは、ファサードエンジニアの仕事にも通じています。
建築には、意匠設計や構造設計、施工だけでなく、その間をつなぎながら建築を実現していく仕事もあります。


建築を学んでいる、その先に
建築を学んでいる皆さんの中には、これから自分が建築とどのように関わっていくのか、まだ決まっていない方もいると思います。
設計する。
構造を考える。
材料を研究する。
ものをつくる。
現場で建築を実現する。
建築との関わり方は、一つではありません。
ファサードエンジニアリングも、その選択肢の一つです。

建築を、原寸で考える。法隆寺で開催された建築学生ワークショップ2026 02


歴史ある建築に触れながら、自分たちで考えたものを実際につくる。
今回のワークショップも、参加した学生の皆さんにとって、これから建築とどのように関わっていくかを考える経験の一つになったのではないでしょうか。
AGBはこれからも、こうした活動への参加を通じて、建築を学ぶ学生の皆さんと接点を持ち続けていきます。


▼建築学生ワークショップ
https://ws.aaf.ac/

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